XM Trading(エックスエム)の入金方法について解説します。
XMでは現在、以下の4種類の入金方法を提供しています。
結論から言うと、XMのおすすめの入金方法は国内銀行送金です。
但し、大型連休の時などはXMの口座への入金にとても時間がかかるケースもあるため、場合によってはその他の入金手段を取ることもあろうかと思います。
その他の入金手段についても一通り理解しておくことをおすすめします。
入金方法 | 入金手数料 | XM口座への反映時間 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 無料(※1) | 1時間程度 (銀行営業日の場合) |
クレジットカード/デビットカード (VISAのみ) | 無料 | 即時 |
bitwallet | 無料(※2) | 即時 |
STICKPAY | 無料(※3) | 即時 |
※2:XMからは徴収されないが、bitwalletの口座への入金時に手数料がかかる。
※3:XMからは徴収されないが、STICKPAYの口座への入金時に手数料がかかる。
この記事では、それぞれの入金方法の概要やメリット、デメリットを解説し、さらには入金手順について画像つきで紹介していきます。
- XMの入金方法とそれぞれの特徴
- 出金における制約
- XMのおすすめの入金方法
- XM口座への入金手順
XMの入出金に関する基本的なルール
XMの入金方法を選択する際に、最も重要なのが以下の理解です。
簡単に言うと、銀行送金以外の手段で入金した場合、出金時に制約があります。
入金方法 | 出金方法 (入金額まで) | 出金方法 (利益分) |
---|---|---|
国内銀行 | 国内銀行 | 国内銀行 |
クレジットカード | クレジットカード (同一カードに限る) | 国内銀行 |
bitwallet | bitwallet (同一口座に限る) | 国内銀行 |
STICKPAY | STICKPAY (同一口座に限る) | 国内銀行 |
クレジットカードの場合、入金額までしか出金できないのには明確な理由があります。
それは、出金は「入金の取り消し」という方法を取るから。
biwallet、STICKPAYの場合には理由は明示されていませんが、恐らくマネーロンダリング防止が理由でしょう。
それぞれ、詳しくは後述します。
XMの入金方法の特徴、メリットとデメリット
ここからは、XMで採用している各入金手段の特徴と、メリット、デメリットを順番に解説していきます。
国内銀行送金とは

国内銀行送金とは、XMが用意する日本国内の銀行口座に入金(振り込み)を行うことです。
指定口座に入金することで、あなたのXM口座の残高に反映されます。
この振込先は、あくまでもXMの口座名義です。
入金する際には、あなたからの入金であることを知らせるために、振込人名義欄に、あなたのMT4/MT5口座番号と、カタカナ氏名を入力する必要があります。
例えば、
12345678ヤマダタロウ
のような感じです。
これにより、XM側での照合作業が迅速に行われます。
万が一入力を忘れた場合でも、追ってサポートに連絡すれば大丈夫なので安心してほしい。
国内銀行送金のメリット、デメリット
XMの用意する振込先口座は、現在は楽天銀行となっています。
楽天銀行同士であれば振込手数料はかからないし、お使いの銀行によっては手数料の優遇があるだろう。
また、出金時に制約が無い入出金手段は国内銀行送金のみです。
クレジットカードやbitwalletの場合は、出金できるのは入金額が上限ですが、銀行の場合には出金額の制約が無い。
入金額以内の出金だろうが、利益分であろうが、問題なく出金ができます。
一方、デメリットとしては、着金までの所要時間に注意が必要なこと。
銀行営業時間内であれば1時間もあれば着金します。
平日の午前中に入金を行えば、確実にその日中に入金が行われるということです。
一方で、銀行の営業時間(平日15時)を過ぎると、入金処理が翌営業日になってしまう。
もしそれが金曜日、あるいは大型連休の前日であった場合は、着金が休み明けになってしまう。
ゴールデンウィークなど、日本が休みであってもFXのマーケットが開いている場合など、トレードのチャンスを逃してしまう恐れがあります。入金のタイミングについては注意を払いたい。
また手数料についても注意が必要。
1万円未満の入金の場合にはXMから980円の手数料が徴収されます。
もったいないので、1万円以上の入金をおすすめします。
クレジットカード入金とは

厳密には、クレジットカード、デビットカードの両方とも利用可能ですが、ここではクレジットカードに呼称を統一します。
クレジットカード入金とは、クレジットカードを使ってXMの口座に入金することです。
どういうことかというと、ショッピング枠を利用して入金を行います。
商品をカードで購入する場合と同じです。キャッシング枠ではないので、借り入れ利息はかかりません。
クレジットカードとデビットカードでは、扱いが少々異なります。
クレジットカードの場合は、いわゆる掛けで購入します。毎月集計され、翌月の引き落とし日に一括で引き落としが行われます。
デビットカードの場合には、銀行口座と紐付いており、利用の都度引き落とされます。
引き落とし方法が異なるものの、いずれの場合も「ショッピング枠」を利用して入金が行われるということは共通しています。
クレジットカード入金のメリット、デメリット
前述のとおり、クレジットカード/デビットカードでの入金は、カードショッピングと同じ仕組みです。
出金の場合は、そのショッピングを取り消すという形で行われます。
トレードで利益が出た分、つまり入金額を超える分については、XMの場合はすべて銀行送金での出金となります。
またデメリットの2点目、時間が経ちすぎると出金できないケースについてですが、これはカード会社の規約によります。
考えてみるとわかりますが、商品の購入から1年以上経過したものを取り消すというのは、ありえないケースでしょう。
これははっきりとは言えませんが、数ヶ月経過すれば、原則、カードでの出金はできないと考えた方が良いです。
bitwallet入金とは

bitwallet(ビットウォレット)とは、2012年にシンガポールで生まれた決済サービスです。
https://bitwallet.com/ja/
世界200ヶ国でサービスを提供しており、決済業者のデファクトスタンダードであるPCIDSSの基準もクリアしている、非常に信頼度の高い会社です。
bitwalletでXMの口座に入金するというのは、bitwalletを経由し、bitwalletからXMに送金することを言います。
bitwalletにはあらかじめ口座開設しておく必要があり、トレーダーの皆さんは一旦bitwalletの自分の口座に入金しておき、そこからXMに送金を行います。
bitwalletの口座開設は厳密で、XMのように本人確認が必要です。
詳しくはbitwalletの公式サイトをご確認ください。
bitwallet入金のメリット、デメリット
bitwalletもクレジットカード同様、出金額の上限が決まっています。
また、bitwalletの口座に入金する際に一定の手数料が徴収されます。
銀行送金の場合は無料であるが、クレジットカードでbitwalletに入金する場合は、入金額に対して8.0~8.5%の手数料がかかります。
XMでは国内銀行送金に対応しているし、クレジットカードでの入金も可能であるので、あえてbitwalletでの入金を選択するメリットは無いです。
STICKPAY入金とは

STICKPAYとは、bitwallet同様の決済サービスで、世界中で利用可能です。
bitwalletとほぼ同じサービスだと考えて良い。
STICKPAYでも、利用に際しては事前に口座を開設しておく必要があります。
STICKPAY入金のメリット、デメリット
STICKPAYもクレジットカードやbitwallet同様、出金額の上限が決まっています。
また、bitwalletの口座に入金する際に一定の手数料が徴収されます。
銀行送金については入金額の2%の手数料が、クレジットカードの場合には2~3.85%の手数料がかかります。
bitwallet同様に、あえてSTICKPAYを選択する理由はあまりありません。
XM口座への入金手順
ここからは、XMの口座への入金手順について、具体的に説明します。
前述のとおり、XMの入金方法は国内銀行をおすすめしますが、すべての入金方法について解説します。
- 国内銀行送金
- クレジットカード
- bitwallet
- STICKPAY
会員ページログイン
まず、XMのトップページからログインし、会員ページを表示。

入金先口座を選択
マイアカウントの概要から、「資金を入金する」、もしくは、入金したい口座の行の「入金」をクリック。
XMでは複数口座作成可能です。複数口座お持ちの方は、入金先の口座を間違えないようにしてください。

XM 国内銀行送金での入金手順
「Local Bank Transfer」選択
入金方法一覧から 「Local Bank Transfer」を選択。
Local Bankとは、国内銀行のことです。

入金先情報の確認と、入金
入金先が表示されます。
XM口座への入金先が表示されるので、ATMやインターネットバンキングから振込処理を行います。

振込依頼人名欄に取引口座番号氏名を入力すること
振り込みの際、振込依頼人名にMT4/MT5口座番号と氏名を忘れずに記入すること。
例)12345678ヤマダタロウ
これを忘れなければ、XM側での照合処理が速やかに行われ、早ければ数十分もせずにXMの口座に反映されます。
但し、これは銀行営業時間内の場合だ。これを過ぎると、反映は翌営業日になります。
XM クレジットカード/デビットカードでの入金手順
「Credit/Debit Cards」選択
入金方法一覧から 「Credit/Debit Cards」を選択。

入金額の入力
入金額を入力。

入金実行
入金口座、入金額を確認したら「確認」ボタンをクリック。

クレジットカード情報の入力
入金に使用するクレジットカード情報を入力。
入力後「Submit」をクリックすると、カード情報の照合処理の後、入金処理が行われます。

XM口座名義と同一名義のカードを使用すること
当然であるが、本人以外のクレジットカードは利用できません。
XMの口座名義と異なるカードは受け付けてもらえなので、注意してください。
XM bitwalletでの入金手順
「bitwallet」選択
入金方法一覧から 「bitwallet」を選択。

bitwalletメールアドレスと入金額の入力
bitwalletに登録してあるメールアドレスと、入金額を入力。
入力したら、入金をクリック。

入金実行
入金口座、入金額、bitwalletの登録メールアドレスを確認したら「確認」ボタンをクリック。

bitwalletのホームページにログイン
自動でbitwalletのホームページにジャンプします。
bitwalletにログインし、画面の指示に従って入金処理を進めます。
マーチャント名には、XMの運営会社名が表示されています。
送金金額欄には、先程指定した金額が自動的にセットされています。

bitwalletからXMへの入金処理を実行
あらかじめbitwalletの口座に入金しておけば、ここで口座残高が表示され、そのままXMへの入金処理が実行されます。
口座残高が無い場合は、この画面から引き続き、bitwaletへの入金処理を行うことができます。
事前にbitwalletに入金しておくことをおすすめします。

XM口座名義と同一名義のbitwallet口座を使用すること
bitwalletでXMに入金する際、双方が同一名義である必要があります。
XMの口座名義と異なる場合は入金できないので注意してください。
XM STICKPAYでの入金手順
「STICKPAY」選択
入金方法一覧から 「STICKPAY」を選択。

入金額の入力
入金額したい額を入力。
入力したら、入金をクリック。

入金実行
入金額を確認したら「確定」ボタンをクリック。

STCKPAYのホームページにログイン
自動でSTICPAYのホームページにジャンプします。
STICKPAYにログインし、画面の指示に従って入金処理を進めます。

XM口座名義と同一名義のSTICKPAY口座を使用すること
STICKPAYでXMに入金する際、双方が同一名義である必要があります。
XMの口座名義と異なる場合は入金できないので注意してください。
XMの出金については
XMの出金については、別記事「XMの出金方法」を参考にしてください。
入金した時の入金方法による出金時の制約など、基本的なルールについてまとめてあります。

XMの入金方法 まとめ
いかがでしたでしょうか。
XMでは国内銀行での入金がもっとも便利です。
ただ、急ぎのトレードの場合など、クレジットカード等での入金を行う可能性もあるでしょう。
それぞれの入金方法の特徴や注意点などを把握しておくと良いです。